世界にはばたく
美和幼稚園の子どもたち
幼稚園の概要
本園は昭和46年4月に開園し、今年で創立51年を迎えました。その間4,707名の子どもが卒園しています。
教育理念
幼児期の教育は、子どもたちの生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っています。
そのため本園では、広々とした園舎や多くの木々に囲まれた園庭で、園児の健やかな成長に資する良好な環境整備に努めています。
「安全・安心」を第一に、「丈夫な体・豊かな心」をモットーに、「心身ともにたくましい子どもの育成」を目指します。これからの日本を担う子どもたちの健康と高い教養を培い、明るく自由にのびのびと心豊かな子どもに育てます。
教育目標
発達の基礎(言語・学力・習慣・情緒・社会性)は、5歳までに出来上がると言われています。そのなかで、興味・関心のあることから意欲的に行動し、さまざまな経験をします。美和幼稚園では、子どもの遊びや発達の状況に応じて支援方法を工夫し、幅広い教育力で働きかけ、質の高い保育・教育を実現していきます。
保育・教育計画
1. 広い園庭で、存分に体を動かして遊ぶなかで「丈夫な体」を育てます。
2. 自然と触れあい、多くの友だちと遊ぶなかで「豊かな心」を育てます。
3. 周到な指導計画のもと、日々の保育を展開し、「丈夫な体」「豊かな心」を育みます。
教育内容紹介
英語教室
急速に進む国際化、これからの国際社会に「生きる力」を育むため、ネイティブの先生から指導を受け、英語に慣れ親しむとともに、異文化への興味が広がり、文化の違いを感じることが出来るよう取り組みます。
小学校の英語活動にも繋がります。

体操指導
幼児体操専門の先生の指導により「体を動かす楽しさ」「頑張って出来るようになった達成感」「友達や先生と一緒にルールを守って活動する楽しさ」を味わう活動により、丈夫な体、豊かな心を育みます。
体力の向上は、健康な心の向上にも繋がります。

水泳指導
プール指導では、指導教員と監視を行う教員を配置し、子どもの安全を最優先に園内の常設プールで、楽しく水遊びを行い、水になれ親しみます。

図書教育
子どもの豊かな感性を育てる絵本は、発達・成長にとって大切なものです。
絵本室で子ども達が夢中になって絵本に親しむ中で、豊かな感性や想像力も育まれます。

園庭活動
木々に囲まれた広々とした園庭、いろいろな遊具の中、思いのまま走ったり、ボール遊びをしたり、滑り台やジャングルジム、鉄棒などで存分に体を動かしたり砂場での砂遊びなど、友達や先生と一緒にルールを守って活動する楽しさを味わうとともに、協調性を養います。

食育指導
トマトやキュウリなどの夏野菜の栽培(植付け、水やり)を通し、身近な野菜が花を付け、実のなる日々の育ちを直に感じることができます。
また、幼稚園の農園では、玉ねぎやサツマイモなどの収穫を通し、食べ物の大切さを学びます。

課外活動
遠足や施設見学、近隣の公園への散歩などの体験を通して、園外での団体行動時や公共施設内での、社会のルール、マナーを身につけます。

お茶教室
日本の伝統文化である、茶道を幼児期に経験することで、礼儀作法や美しい姿勢など立ち振る舞いを学び、日本の伝統文化への親しみが生まれます。

園長挨拶
令和6年度より幼稚園型認定こども園となり、1歳からの子どもたちの成長に関わらせていただいております。子どもたちの大切な幼児期に寄り添い、その成長を支えることに大きな責任を感じるとともに、日々の関わりの中で、その成長の喜びを皆様と共有できることを嬉しく思います。
子どもたちが園で過ごす時間は、生活の基盤を築く大切な時期です。私たちは、安心して楽しく過ごせる環境を整え、一人ひとりが様々な経験を積みながら、丈夫な体と豊かな心を育んでいけるよう努めてまいります。
また、この時期の子どもたちにとって、「あそび」は最も大切な学びの場です。お友だちと関わりながら工夫したり、挑戦したりする中で、多くのことを学んでいきます。何かに挑戦し、「できた!」という達成感を味わうことが、自信や自己肯定感に繋がり、さらなる成長の原動力となることでしょう。
私たち職員一同、子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、成長を見守り、支えてまいります。保護者の皆様とも手を取り合い、大切な幼児期を豊かに過ごせるよう、温かい園づくりを進めてまいります。
天美学園 美和幼稚園 園長 奥田 典子