近年、交通事故による死者数は年々減少傾向にあるものの、依然年間で2,500人以上の方の尊い命が失われているのも現実です。また、企業にとって交通事故は経済的損失と企業イメージの低下のほか、車両の管理を行う企業責任まで問われる時代となっています。
ドライバーの僅かな油断や判断ミスが社会問題に発展する重大な事故を引き起こしているケースも後を絶ちません。従って、交通事故は単なるドライバー個人の問題ではなく企業の問題として受け止めなければなりません。
当校では、一般的な企業研修だけでなく、各企業様のご要望にお応えした様々なオリジナル企業研修も実施しております!
ご要望に応じて実施した企業研修
交通事故ロールプレイング
勤務中に交通事故を起こすと動揺してどうすればよいか分からなくなるものです。万一に備え、事故を起こした時の対処法をロールプレイングにて実践します。「負傷者の確認と救護」→「警察、消防への連絡」→「二次災害防止措置」→「職場、保険会社への連絡」など
心理的側面研修(こころの教育)
事故の原因や分析にとどまることなく、運転者の心理状態に触れ、なぜ交通事故が起こったのか理解し改善することを目的とします。
安全運転指導者研修
安全運転教育指導を携わる方に対する研修です。運転の技術と知識の基本を学び、カウンセリングやコーチングによる指導方法を身につけていただき、企業ドライバー自身の気づきを引き出すことに着目した研修です。
阪神高速道路研修
夜間研修
夜間や薄暮時は死亡事故が発生しやすいということを踏まえ、その特有の危険を体験、理解することで交通事故防止方法を学びます。
その他豊富な企業研修
ペーパードライバー研修
新入社員研修
新たに社用車を運転する者を対象に企業ドライバーとしての心構えを持ち、交通事故が与える影響を理解してハンドルを握ることができる人材の育成に努めます。
事故惹起者研修
駐車重点研修
「車両感覚がわからない」、「バックはどっちにハンドルを回すの?」、「駐車やバックが苦手」、「車庫でぶつけてしまった」という方を対象とした駐車やバックに特化した研修です。
1BOX研修
軽バン研修
配送業等で活躍している軽商用車(エブリイ)を使用し、その特性に応じた研修を行います。※補助ブレーキ、ミラーを装備しています。
高齢運転者支援研修
高齢運転者の不安や要望に合わせて研修を行います。加齢に伴う身体機能や認知機能の低下を理解し、それに応じた運転方法を学んでいただきます。
持込車両研修
※例に拘らず企業様のご要望に応じたカリキュラムで行わせていただきます。
企業研修内容例
①運転適性検査 | ②座学 | ③運転技能 |
研修種類別 研修料金一覧表 【1時限(50分)単価】
車 種 | 人 数 | 料 金 | 研修時間 |
中 型 | 1:1 | 11,000円 /50分 | ご要望に応じ 設定させて いただきます。 |
1:2 | 8,800円 /50分 | ||
準中型(ハイエース含) | 1:1 | 8,800円 /50分 | |
1:2 | 6,600円 /50分 | ||
普 通(軽バン含) | 1:1 | 7,700円 /50分 | |
1:2 | 5,500円 /50分 | ||
二 輪(原付含) | 1:1 | 6,600円 /50分 | |
1:2 | 4,400円 /50分 | ||
1:3 | 3,300円 /50分 | ||
キャンセル料 | 当日:研修料金全額 / 3日前:研修料金の50% 研修人数(10名以上) 1週間前 : 研修料金の50% |
※ 研修料金は全て1名様分です。
※ 実車研修、座学研修、適性検査に関わらず上記単価となります。
※ 適性検査のみ実施:5,000円
技能診断結果表
昨年の企業研修
企業数 | 研修生数 | |
2023年 | 81社 | 882名 |
当校で研修を受けられた企業様の声
当社の新入社員は運転免許を取得しているものの乗車経験がほとんどなく安心して社用車の運転を任せることができず、長期間単独での営業ができないことが社内でも問題となっていました。近鉄自動車学校安全教育センター担当者に当社の要望を伝え、きめ細かい打ち合わせにより組み立てられた研修で個人の運転技術が上がり今では自信を持って運転しています。
当社の社有車は軽自動車(バンタイプ)を使用しています。近鉄自動車学校 安全教育センターでは同タイプの研修車両があるため、車高や軽自動車の特性等を踏まえた社用車に近い運転練習ができ、社員の安全運転意識と運転技量の向上に繋がっています。
運送会社である当社では安全運転指導者に対し安全指導者スキル検定(外部試験)を受けさせています。なかなか合格者を出すことができませんでしたがスキル検定に沿った研修をベテラン指導員の方が担当していただき、合格のための資料や実車指導は満足のいくものでした。結果は当社が系列グループ内全国1位の合格率を達成することができました。他系列会社から驚きの声が当社に多く寄せられました。
運転を苦手とする職員で、普段は助手席に座り荷物の積み降ろしの補助作業のみを担当していたのですが、何とか社用車の単独運転を可能になればと研修依頼をさせていただきました。約1ヶ月(毎週平日に数回)かけての研修を依頼しました。すると初回研修を受講後、運転に興味や自信を持ったようで、本人から一人で運転すると申し出がありました。心の変化に大変驚きました。近鉄自動車学校 安全教育センターで運転の技術、知識以外の大切なものを学ぶことができたと感じました。
社内基準に達しなければ配置先を変更しなければならない女性社員に対する研修プログラムを依頼させていただいたところ、1日短時間で日を分けて実施する研修の提案をいただき職場からの帰宅時等を利用する形で研修させていただきました。結果、今は単独で社有車を運転し本人も生き生きとしています。